<長野> 信濃路古道紀行 中山道木曽路 その3 藪原宿〜三留野宿
中山道ばかりか江戸の五街道の中でも、もっとも昔の姿をとどめるのが木曽路です。緑深い山間の街道筋に軒を連ねる家々、人里離れた路傍には風雨で傷んだままの石仏や道祖神、里も野も潤いに満ちて詩情豊か、かつては旅人泣かせの二つの峠越えも今では爽快なトレッキングコースになっています。
木曽路の旅、第3回目は、藪原宿〜宮ノ越宿〜福島宿〜上松宿〜須原宿〜野尻宿〜三留野宿の7つの宿を繋ぐ旅。
11宿のうち、ほとんどの宿場では火災や水害により昔の町並みを失っています。それでも伝統工芸の継承、主要建物の復元、須原宿の水舟や野尻宿の七曲りなど古くからの技や景観を守り、各所に木曽らしい素朴で潤いに満ちた趣をかもしています。
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