四季の巡りと暮らしの節目に、神に祈り、祭りを行う。人々の熱き心、ほとばしる想いの瞬間を、写真家・森井禎紹が切り取ります。

大磯宿場祭り 『江戸時代の宿場を再現した大磯宿の宿場祭り

東海道五十三次で江戸から数えて8日目の大磯宿、宿場祭りはここで行われる。

徳川家康時代、大磯宿は宿場町として大いに賑わいを見せ、旅人の休息の場となった。 この宿場町のシンボルであった大磯に今でも残る松並木、浮世絵の題材にもなったこの舞台で様々なイベントが催され、江戸の宿場町の賑わいが再現されます。

宿場各地の名産品を集めた諸国街道市や、江戸時代に旅した人々の装束で商う店が並ぶ中、花魁茶屋、花魁行列も行われる。

開催は午前10時頃から午後3時頃までで荒天日は中止、予備日はありません。

大磯宿場祭り
開催日:11月第一日曜日
開催地:神奈川県大磯町
問い合わせ先:大磯町商工会 0463-61-0871

写真・文: 森井 禎紹 Teiji Morii

写真家。1941年生まれ。兵庫県三田市出身。1964年頃より趣味で写真を始める。写真コンテスト、カメラ雑誌月例コンテストに応募、入選回数362回を数える。1990年プロに転向、ライフワークとして日本全国の祭りを取材。『祭りに乾杯』『祭り旅』『祭り日』他多くの写真集を出版。現在、社団法人写真家協会(JPS)会員、一般社団法人二科会写真部常任理事、兵庫県写真作家協会最高顧問など。